2014年04月14日

英語 (朝ドラ 花子とアン)

今朝の朝ドラ「花子とアン」でこういうやりとりが出てきた。



富山(教員): My hair is turning gray.
         私の髪は、灰色に変わってきました。
         That is a long story.
      それは、長い物語です。

はな(主人公): そうかなあ…。
富山(教員): 安東さん。質問があるならおっしゃい。
はな(主人公): 私は、少し違う訳をしました。
富山(教員): 言ってごらんなさい。あなたの訳とやらを。

はな(主人公): My hair is turning gray.
         私は白髪が増えてきました。
         That is a long story.
         話せば長いのよ。

富山(教員): つまり、あなたは私の訳が間違ってると言いたいの?
はな(主人公): いえ、そういう訳では…。

(どよめき)

富山(教員):そんな砕けた訳は私の授業では認めません。
        分かりましたね?



こういったやりとりがあった。
教員が言っているのはいわゆる直訳というやつである。
そしてはなが言っているのは意訳というやつだ。
現在日本でなされている教育ではいわゆる直訳というものが大事にされ、もちろん受験でも直訳できる能力が必要とされる。
直訳を大事にし、それぞれの単語を忠実に訳していくことで理解を深めていくということなのだろうか。
直訳と意訳は難しいものであり、翻訳家として活躍されている方でも迷うことがあるらしい。
直訳をすれば忠実に訳ができるが読みづらいし、意訳をすれば読み手としては読みやすいが、書いた人の意図がきちんと伝わるのだろうかという葛藤があるみたいだ。
原文のまま読めるのが一番いいのだろうが・・・・言葉って難しい(*_*;



Posted by ノラノラ at 18:31│Comments(0)
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